母子生活支援施設(母子寮)とは?

サン・ロータス皆実

母子生活支援施設(母子寮)の事をご存じでしょうか?

分かりやすく伝えると、母子家庭で18歳未満(例外あり)の子どもを養育している家庭が生活する施設です。

昔は「母子寮」と呼ばれていましたが、法改正によって「母子生活支援施設」へと名称が変更されました。

児童福祉法などの法律用語では少し難しい表現が使われますが、簡単に説明しますと、 母子家庭、またはそれに準ずる家庭の女性(諸事情により離婚が成立していない場合など)が、子どもと一緒に安心して利用できる施設のことをいいます。

母子生活支援施設にはどんな人が入所できますか?

離婚や未婚、死別等の配偶者がいない女性や、配偶者からの暴力(DV)、児童虐待、配偶者の行方不明などにより、自分たちの力だけでは生活が困難な母子家庭が入所できます。

具体的には、以下のような悩みを抱えている方が対象となります。

  1. 配偶者から暴力を受けている(身体的DV)

  2. 精神的・心理的暴力(精神的DV) 大声で怒鳴る、無視をする、人格を否定するなど。 ※令和6年(2024年)4月の法改正により、精神的な暴力により心身に重大な危害を受けるおそれがある場合も、裁判所へ保護命令(接近禁止など)を申し立てることができるようになり、国による支援が強化されています。

  3. 配偶者が生活費を渡してくれない(経済的DV)

  4. 性交渉を強要する(性的DV)

  5. 経済的困窮 「生活費がなく、明日の生活も不安」という場合も入所の対象です。

  6. 子どもの養育問題

生活に密着をした悩みを抱えている母子家庭が利用することができます。

「離婚をしたけど、今後の生活が不安で決断できない。どうしたらいいのか分からない」という方は一人で悩まずに、まずは相談してみて下さい。

相談には勇気がいることだと思います。子どもの為にも母親自身の為にも「どのような生活を送ることがベストなのか?」を一緒に考えましょう。

母子生活支援施設ではどんな支援をしてくれますか?

「施設での生活」と聞いてもイメージしにくいかもしれません。よく混同される「シェルター」との違いから説明します。

  • シェルター 一時的な避難場所です。傷ついた心身を休め、次にどうしてな生活を送っていくかを考えるための緊急的な場所なので、生活する期間も短く決まっています。

  • 母子生活支援施設 住所を構え、実際に生活を送る場所です。自立に向けて資格取得をしたり、貯蓄をしたりなど、支援員と共に自立へ向けて暮らします。 期間は原則として子どもが18歳になるまで利用可能です。 (※ただし、高校在学中や、特別な事情があり必要と認められる場合は、20歳まで期間を延長して利用することができます)

母子生活支援施設の生活全般の支援

具体的にどのような支援を行っているかをご紹介します。

【生活全般】

  • 各種制度、福祉サービス等の情報を提供および同行

  • 法律相談所等の紹介および同行

  • 家事全般についての相談

  • 各種行事の実施

【就労】

  • 就労についての相談

  • 求人情報、職業訓練についての情報提供

  • ハローワークへの同行

  • インターネットを利用した就労情報の検索

【住居】

  • 公営、民間住宅の情報提供(数か月に一度、市が運営する住まいの抽選など)

【子育て】

  • 放課後や長期休暇中の学習支援

  • 子育て問題に関する相談

【心理】

  • 心理療法担当職員による母と子どもへのカウンセリング

【その他】

  • 自立へ向けての生活支援および様々な問題に対する相談支援など

  • 各種専門機関の紹介や連携による相談支援

  • 退所後の相談支援および見守りなど

以上が母子生活支援施設で行う支援の内容です。

DV被害者は日本全国どこにお住まいでも、広島県三原市の「サン・ロータス皆実」へ入所することが可能です。 もしパートナーからのDVや、これからの生活のことで悩んでいましたら、お気軽にご相談ください。

[サン・ロータス皆実への問い合わせはこちら] 

 

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